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朔と新

講談社文庫 い164−1
いとうみく/著
著作者
いとうみく/著
メーカー名/出版社名
講談社
出版年月
2025年7月
ISBNコード
978-4-06-539313-0
(4-06-539313-2)
頁数・縦
301P 15cm
分類
文庫/日本文学 /講談社文庫
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価格¥810

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

第58回野間児童文芸賞受賞作品。兄の朔(さく)が1年ぶりに家へと帰ってきた。朔と弟の新(あき)は、一昨年の大晦日、父親の故郷で正月を迎えるために高速バスで仙台に向かい、バスが横転する事故に巻き込まれた。朔は視力を失い、盲学校での生活を送っていたのだ。大晦日に帰省することになったのは、新が母親と衝突したことが原因だった。本来の予定より一日遅れでバスに乗ったのが、運命を変えたのだ。中学時代、新は長距離走者として注目を浴びていたが、ランナーとしての未来を自ら閉ざし、高校に進学した後も走ることをやめた。そんな新に、突然、朔が願いを伝える。「伴走者になってもらいたいんだ、オレの」激しく抵抗する新だったが、バスの事故に巻き込まれたことへの自責の念もあり、その願いを断ることはできなかった。かくして兄と弟は、1本のロープをにぎり、コースへと踏み出してゆく−−。ブラインドマラソンを舞台に、近いからこそ遠くに感じる兄弟、家族の関係を描き切った青春ストーリー。著者は、多数のYA作品を執筆し、河合隼雄物語賞、坪田譲治文学賞など数々の受賞歴がある、いとうみく。夏の読書感想文全国コンクールの課題図書でもおなじみのいとうみくの作品群は、今を生きる若者たちの必読書といえる。満を持しての文庫化!文庫版解説は、金原瑞人氏(翻訳家)

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